米麹を使った甘酒には、私たちのからだに必要なほぼ全ての栄養が入っていると言ってもいい程、たくさんの栄養素が含まれています。主にぶどう糖、その他にビタミンB群、アミノ酸などです。
これらの栄養素がなければ、人は生きていくことが出来ません。例えば、血液中に含まれる赤血球はぶどう糖がなければ働きません。本来ぶどう糖は、お米などの炭水化物に含まれる糖質が消化器官によって分解されて作られます。それが甘酒の中に入っています。
実際に甘酒は病院で打つ点滴の成分とほぼ同じなので飲む点滴と呼ばれています。
美容に健康に!甘酒のスゴい効能
1. 疲労回復
疲労回復時や夏バテの滋養強壮ドリンクとして最適。古くは江戸時代から病中、夏バテなどの特効薬として重宝されて来ました。
甘酒が夏の季語だというのも納得ですね。2. 美肌美白効果
甘酒の原料「麹」には、コウジ酸が多く含まれています。このコウジ酸は、シミの原因となる過剰なメラニン生成を抑えてシミやくすみを防いでくれる効果があります。
3. 保湿成分
お肌の乾燥も、シミやくすみを引き起こす原因のひとつです。甘酒に含まれる、ビタミンB群が持つ保湿効果が美肌効果をもたらします。
4. ダイエット効果&便秘の解消
甘酒に20%近い割合で含まれるブドウ糖は、血糖値をすばやく上昇させ、満腹感を得やすい効果があります。そのため、食前などに飲むことで食べ過ぎを防いでくれます。
また、甘酒に含まれる麹由来の食物繊維やオリゴ糖が、腸内菌のバランスを改善し、それにより腸内環境が整うことで、便秘&ぽっこりお腹解消効果も!便秘が解消されることで肌荒れや吹き出物予防にもなります。ダイエット中は甘いものは我慢…ということも多いので、ヘルシーながらも甘さをしっかり感じられる甘酒をうまく取り入れるとダイエット中のストレスも減りそうです。
【甘酒の作り方(原液)】 〇米 1合(150g) 〇麹 200g 〇食品用温度計 ①炊飯器、お粥機能で米1合のお粥を炊きます。 ②60℃まで冷まして、もみほぐした米麴を入れてまんべんなくかき混ぜる。 ③炊飯器は保温にして、蓋は開けた状態で温度計を入れて固定する(※炊飯器の底に付かないように注意) ④炊飯器にふきんなどを被せて、温度を55℃~60℃に保ち8時間~10時間置く (途中3回くらいかき混ぜます) ※温度は高すぎる(65℃以上)と甘味が出ず、低すぎる(40℃以下)と酸味が出ることがあります。 ※つぶが気になるようなら、途中でシャモジ等でつぶすように混ぜるか(より甘く、なめらかになります) 出来上がり後にミキサーやフードプロセッサーで粒をなくす方法もあります。 ※原液のまま(火入れなし)冷蔵庫保存(1週間)または冷凍庫でひと月ほど日持ちしますが 火入れ(ひと煮立ちする)するともっと日持ちします。(市販の甘酒も火入れしています) ただし、火入れすると雑菌と共に麹菌が死んでしまい発酵や酵素の働きが止まってしまいます。せっかく手作りしたのにもったいないですよね。 冷凍保存は酵素の働きを休ませているだけなので、解凍するときは冷蔵庫でゆっくり溶かして温めるときも小鍋などで60℃くらいまでで。 (電子レンジでの温めは、せっかっくの酵素を殺してしまうので使わないように!) ☆有機白米・いばごろう コシヒカリ 300g(2合) https://www.labelleterre44.com/products/detail.php?product_id=263 ☆有機玄米・いばごろう コシヒカリ2㎏ https://www.labelleterre44.com/products/detail.php?product_id=130 玄米で作ると玄米甘酒になり栄養価もさらにアップ🎶